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健康についてちょっとアドバイス!
(肩こりと腰痛のおきるメカニズム)
(1)肩こりはなぜ起きるのか
(2)腰痛はなぜ起きるのか

(1) 肩こりはなぜおきるか?
 人間が2本足歩行を始めて以来、肩も大きな変化を遂げました。
直立と同時に人間は腕をぶら下げるという姿勢をとります。腕の重さは体重の8分の1といいますから、60キロの人であれば約7キロになります。
これを常時両肩からぶら下げているのですから、よほど丈夫で強い筋肉が必要です。僧帽筋、三角筋など強靭な筋肉が発達しているのはそのせいです。
腕が自由になったおかげで、人間の関節の中で肩関節の動きが一番大きくなりました。この動きは実に7つの関節が組み合わさって行われるのです。
肩こりと不即不離の関係にある体の部位は「首」です。首の骨は背骨の中で一番よく動きます。その為、いきおい頚椎やそれを支える筋肉を疲労させ、肩こりを起こさせることになるのです。
特に頚椎は頭というコントロールタワーを支えています。頚椎は、左右に80度、旋回にいたっては140度とほぼ水平に なるくらいまで広く動きます。重い頭を抱えたままこの動作を行うのですから、首から肩にかけた筋肉がいくら強靭であっても働きすぎれば疲れるのです。
首を前に倒して仕事をしていると、頭を後ろへ引っ張る働きをする筋肉は緊張の連続です。
このまま筋肉に緊張が続けば血液の流れが滞り、肩こりが起きやすくなります。首の内側には、頚椎、神経、血管、さらに食道、気管といった重要な器官がぎっしり押し込められています。その上、重い頭が上からのしかかっているので、どうしても血液の流れが滞りやすいのです。
その他にも原因として姿勢が悪い事や運動不足などが考えられます。いずれの場合も今まで述べたところに帰ります。内科的な原因もありますが、ここでは省略します。
こうして、いったん肩こりが起きると肩をかばう為にますます方を動かさなくなります。
動かすのがおっくうになるのです。こうなると、緊張→うっ血→運動不足→肩こりという悪循環が起こります。そのため、肩こりの人は、自分は肩が凝りやすい体質なのだと頭から思い込んでいるようです。しかし、逆に言えば、うっ血、肩こり、運動不足という悪循環さえ断ち切れば肩こりは解消できるのです。




















































(2) 腰痛は、なぜおきるか?
 疲労した筋肉は、萎縮するという性質があります。通常であれば一晩休むと筋肉の中に溜まっていた疲労が抜けて 健康な状態に回復するのですが、同一部位を繰り返し使用したり、長期にわたって無理が重なったりすれば、短期間(時間)では疲労の全部を取り除くことは困難になってきます。
つまり、常時筋肉が萎縮しているという状態になるのです。するとこの萎縮によって、神経や血管を圧迫し、徐々にではありますが血行が悪くなります。やがて、疲労の蓄積→筋肉の萎縮→血行不良といった悪循環となり、筋肉、靱帯、腱などはその柔軟性を失い、硬直化へと進むのです。
なお、多少は、加齢による全身筋肉の老化も無視することは出来ないものと考えます。
 ここで、背筋を見てみましょう。この筋肉は、肩付近から腰へと流れており、背骨と併せ上半身の動きを受け持っている主要な筋肉です。この筋肉に疲労が溜まると身体の中心部へ向かって、そしてまた上下方向へと萎縮します。(全長が短くなります)
この筋肉の下端は骨盤の上部一帯にくっ付いていますから骨盤を引っ張り上げる事になります。
よく、「左右の足の長さが違うと言われた」とは、この事によって生じるのです。
筋肉というものは、それほど強い収縮力があることを理解する必要があるのです。
 腰椎(1〜5)の中で、#4腰椎付近が日常生活で最も負担がかかります。したがって#4腰椎を中心としてその上下の椎間板にトラブルが生じやすく、椎間板間隔が狭くなったり、クッションの役目をする軟骨がせりだしたりしてヘルニアへと進むこともあるのです。
個人により生活環境や、あるいは筋肉の質など、それぞれ多少の違いはあるとはいうものの、永年の疲労の蓄積が主たる原因で、筋肉、靭帯、スジなどの萎縮・硬直化、そして各椎間板間隔の「ツマリ」などいくつも要因が重なり慢性腰痛へとなっていくのです。
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